放置すると雨漏りの危険|原因と対処法
チョーキング現象の定義
外壁の塗膜が紫外線や雨風により劣化し、塗料の顔料(色の成分)が粉状になって表面に浮き出る現象。別名「白亜化」とも呼ばれます。
塗料には「顔料(色をつける成分)」と「樹脂(塗膜を形成する成分)」が含まれています。紫外線により樹脂が分解されると、顔料だけが残り、チョーク(白墨)のような粉状になります。
💡 ポイント:外壁の色に関わらず、粉がつく現象を「チョーキング現象」と呼びます。白い外壁でなくても発生します。
最も主な原因。上尾市は内陸部で遮るものが少なく、紫外線が強いため、チョーキング現象が起こりやすい環境です。
長年の雨風により、塗膜が少しずつ削られていきます。特に南面・西面の外壁は雨が当たりやすく、劣化が早い傾向があります。
一般的な塗料の耐用年数は10〜15年。この期間を過ぎると、どんな塗料でもチョーキング現象が発生します。
| 塗料の種類 | 耐用年数 | チョーキング発生時期 |
|---|---|---|
| アクリル塗料 | 5〜7年 | 築7〜10年 |
| ウレタン塗料 | 8〜10年 | 築10〜12年 |
| シリコン塗料 | 10〜15年 | 築15〜18年 |
| フッ素塗料 | 15〜20年 | 築20〜25年 |
塗装時の塗料の希釈率が高すぎる(水で薄めすぎる)と、塗膜が薄くなり、5年程度でチョーキングが発生することがあります。これは手抜き工事の典型例です。
💡 重要:チョーキング現象を発見したら、1〜2年以内に塗装することで、被害を最小限に抑えられます。
| 進行度 | 対処法 | 費用相場(30坪) |
|---|---|---|
| 軽度 | 高圧洗浄+外壁塗装(シリコン) | 80万〜100万円 |
| 中度 | 高圧洗浄+クラック補修+外壁塗装(フッ素) | 100万〜120万円 |
| 重度 | 下地補修(モルタル打ち直し)+外壁塗装 | 150万〜200万円 |
結論:チョーキング現象の対処は、プロの業者に依頼することを強く推奨します。DIYで失敗すると、かえって高額な修理費用がかかります。
初回塗装時にフッ素塗料(耐用年数15〜20年)を選ぶことで、チョーキング現象の発生を遅らせることができます。
チョーキング現象は突然発生するのではなく、徐々に進行します。10年ごとに業者に点検してもらうことで、軽度のうちに対処できます。
年に1〜2回、ホースで外壁を水洗いすることで、汚れや粉を除去でき、劣化の進行を遅らせることができます。
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